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ロンドン アクティビティ編

ロンドンはエンタメ都市。ミュージカル、舞台、何でも一流揃い。今回はミュージカルと舞台を見ました。

1. ハリーポッター観劇

今回の旅のハイライトはHarry potter and the cursed childの観劇でした。場所はpalace theater。第一部と第二部に分かれており、各3時間、合計6時間の長丁場です。二日に分けて見ることもできるようですが、時間のない旅行者の我々は一日で2部見ました。席はgrand circle(3階)の前方を取りましたが、これが大失敗。劇はよく見えるのですが物凄い傾斜で下を覗くとそのまま転落しそうでした。高所恐怖症の人は気をつけたほうがよいです。次回は一階席にします…私はあまりに怖かったので、立ち見をしようとしたところ、係員の方に、立ち見禁止と言われました。それでも怖くて座れない、と伝えると空いている一番端の席を案内してくれました。舞台が半分くらい見えないのですが…第一部の前半はそれで我慢しましたが、やはり折角来て舞台が半分しか見られないのはもったいないので、後半以降は自分の席に戻りました。長丁場ですので席は重要です。

劇自体は仕掛けもたくさんあり、とても楽しかったです。ハリポタオタクの子供はハリポタ全巻読破し、呪いの子も何度も読んでいるので舞台の内容を120%理解しており、さまざまな魔法の仕掛けに大興奮!また見たい、と言っていました。舞台はハーマイオニー役が黒人でした。映画のエマワトソンに慣れていたので違和感ありましたが、さすがダイバーシティの国です。

観客は大人ばかり、子供はほとんどいませんでした。

ロンドンの劇場は物凄い雰囲気があって素敵でした。急勾配除けば。笑。
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2. マチルダ

ロアールダールが書いた児童向け文学のマチルダが原作のミュージカルも見ました。こちらは観客が小さな女の子だらけ、それぞれドレスやら飛び切りのオシャレをしてきているのが印象的でした。こちらはDress circle(2階)の最前列という申し分ない席で、落ち着いて観劇できました。

前半はマチルダ役を黒人の女の子、後半は白人の女の子がやっていました。ダイバーシティの時代です。子供たちが頑張っていて可愛かったです。

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3. ハリーポッタースタジオ

日本でも豊島園近くにできたスタジオの本場です。内容は東京とあまり変わらないか、東京のほうが良いくらいのようです。ハリーポッターの名場面が再現されていました。ハリポタファンには外せないですね!

4. ロイヤルオペラハウス

今回はバレエを見る時間がなかったのですが、ロイヤルオペラハウスのショップにだけ行きました!バレエを見る前のお客様が2階で優雅にランチをしていました。次回は絶対見たい!

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ロイヤルオペラハウスとマチルダミュージカルで記念にTシャツ購入。一枚25ポンド。高いけどモノは良いです!

 

 

ロンドン 食住編

初めてのロンドンでした。感想としては日本と似ている!島国だし、住居も狭いし道も狭い。車も小さいハイブリッド車が多い。ヨーロッパ大陸アメリカ大陸とはまた違う雰囲気です。

1.ホテル

The Cleaveland Hotelというホテルに宿泊しました。昔の貴族の館を改装したようなホテル。外壁は白く、天井が高い。簡易キッチンもついており広さも良い。清潔でとてもよかった。reception の人も親切でした。パディントン駅まで歩いて10分くらいで、街路樹の多い気持ちの良い住宅街です。8月初旬に訪れましたが、最高気温20℃くらいで寒く、夜はホテルのデロンギをつけました。ロンドンの気候、恐るべし。

ピカデリーサーカス駅の近くにwhole foodsのお店があり、主に夜と朝ははそこでお惣菜を買ってホテルで食べました。お惣菜はサーモンのグリルなど、美味しかったです。

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2.地下鉄事情

ロンドン地下鉄。切符もオイスターも買う必要なく、電子マネーで乗れます。私はタッチ決済のクレジットカード使っていました。とても便利。青の矢印が表示されていればカードタッチして通過可能。

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エスカレーターは速度がめちゃくちゃ速いです。日本だったらたくさん怪我人出そう…

なお、新しくできたエリザベスラインを除き、ロンドンの地下鉄はホームも電車もクーラーが効いていません。最高気温20℃でも地下鉄は物凄く蒸し暑くて気分悪かったです。ヒートウェーブが来るとみな涼しい地下鉄を選んで迂回するようです。

3.食事

不味い、で有名なロンドンでしたが、それは30年前の話のようです。今はどこへ行っても普通に美味しい。スタバでさえ日本よりもパニーニが美味しかった。

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そして、今回私がどうしても経験したかったのが本場のアフタヌーンティー。Brown's hotelという五つ星ホテルでアフタヌーンティーをしました。リッツカールトンのすぐそばでした。ここのスモークサーモンのサンドイッチとスコーンが最高に美味しい!一人75ポンドという目玉の飛び出る値段でしたが、体験できてよかったです。また行きたい!

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乗り継ぎ シンガポールチャンギ空港

今回、ロンドンまで行く途中、チャンギ空港で乗り継ぎをしました。世界1,2位を争う空港。広いし煌びやかだし、アジアだし、居心地抜群。

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そんなチャンギ空港で私が気に入ったのがフレッシュオレンジジュースのマシンです。一杯3SGD(300円くらい)。ビタミンの補給になって最高でした!ターミナル3だったかな…是非お試しあれ!

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[追記]

日本のイトーヨーカドーで同じオレンジジュースマシン見つけました!

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イギリス、アイルランド旅行事前準備

8月の旅行の事前準備として、e-SIMの購入、設定と、スーツケースの新調をしました。

今回のイギリス旅行では、ハリーポッターのシアターやスタジオツアー、Matildaのミュージカルをオンラインで予約し、e-ticketで取ったので、現地で携帯電話を使用することがマストになりました。短期の旅行であれば、レストラン等のWi-Fi使えば大丈夫、という口コミもありましたが、不安だったので、色々と調べてe-SIMを事前に購入、設定していくことにしました。

e-SIM購入、設定は以下の順序でしました。

【e-SIM購入、設定】

1.         SIMロック解除

携帯から自分で簡単に解除できます。なお、私の携帯はUQモバイルiPhone SE 第2世代でした。最近iPhone買われた方は、もともとSIMロックが解除されているので、この作業は必要ありません。

2.         e-SIMの購入

Airaloの利用者数が多いとのことなので、Airaloのアプリをダウンロードしてe-SIMを購入しました。

今回はUKとアイルランドに行くので、リージョナルeSIMを購入。ヨーロッパ39か国をカバー。

5G、有効期限30日で20ドルでした。私は割引10%クーポンを使用したので18ドル。(1ドル140円で換算し、約2,520円)

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3.         e-SIMの設定

iPhoneでしたら、「設定」からe-SIMの追加を行い、指定された通りに設定すればOKです。

主回線と副回線の2つができるので、現地についたら副回線に切り替え、ローミングをオンにすればOK。

現地でe-ticketはもちろんのこと、Googleマップが使えたのが本当に便利でした。地下鉄の乗り換えも楽々、車の運転のナビにも重宝しました。ただ、現地で使える電話番号がなかったのが不便でした。次回はこの課題をクリアしたいです。

 

【スーツケースの新調】

前回のイタリア、ギリシャ旅行の反省を踏まえてスーツケースはサムソナイトの最軽量のもの(96L)に買い換えました。自分で持てない荷物は持って行ってはいけません。また、飛行機の預け入れ荷物の重量制限が23kg~25kgなので、あまり大きなスーツケースだと、課金されてしまいます。

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ちなみに、スーツケースを新調したので移動が前回に比べて格段に楽になりました。技術の進歩って素材にも表れるんですよね。また10年したらもっと軽くて性能良いものが出るのだと思います。スーツケースもどんなに高価な物を買っても結局は消耗品なのですよね。

 

私のにんじんジュース生活

コロナが始まって、在宅勤務生活になってからにんじんジュース生活を再開しました。にんじんジュースはゲルソン療法にも使用されているから免疫力向上にも効果ありそうだし、美肌効果もありそうだし、という理由で続けています。 

にんじんは有機栽培の無農薬にんじんを取り寄せます。冬はりんごがおいしいのでふるさと納税で取り寄せたさんふじりんごもいれます。このにんじんりんごジュースは最強の組み合わせ。今の時期はりんごがあまりおいしくないし、高いので、オレンジなどをいれます。

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スロージューサーを使用しています。にんじんをジューサーにかけたところでレモン汁を加え、そのあとオレンジなどの果物を加えます。

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最後に亜麻仁油をスプーン一杯程度入れて出来上がり。亜麻仁油は積極的に取り入れたい油で、にんじんのカロチンは油と一緒に摂取すると体内に取り込まれやすいとか。

朝、この一杯を飲んだ後にヨガをし、仕事に向かいます。

サラリーマンでこんな生活ができるようになるとは、2003年新卒当時の私には夢にも思いませんでした。テクノロジーの進化、万歳!

リモワ ハイブリッド 機内持ち込み

20代後半からの夢だったリモワのスーツケースをついに買った。

コロナで海外旅行より国内旅行が増えたが、ボストンバッグやらトートバッグやら荷物をゴロゴロ持ち歩くのがスマートではないなあ、と思い、機内持ち込み用のハイブリッドを買った。少々重いけど、美しいからそんなことはどうでもよいのです。

しかし高い買い物なので楽天カードに入会し、楽天のアプリから買うことにより、ポイント10%くらい貯めてお得に買えた。

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グロスブルーは品があって綺麗でした。ディバイダーも調整可能で使いやすい。走行性も抜群。総じて満足。

最初の旅は宮崎シーガイアでした。機内に持ち込み、暫くは傷がつかないよう大事に使用します!

ちなみに海外旅行行けるようになったら、その時はサムソナイトの超軽量スーツケースを買う予定。


 

パニック障害

私はパニック障害である。日本ではだいぶ状況は改善されたものの、やはり自分が心の病(正確に言うとパニック障害は脳の病気だが。)であることを公言しづらい状態である。現に私は家族の他はたった一人の友人にしかパニック障害であることを打ち明けていない。有名人のパニック障害が公表されるとともに、この病気についても知られるようになってきてはいるかと思うが、まだ認知度は低いと思う。ただ、パニック障害で苦しんでいる人も多くいるのも事実だろう。そこで、私の経験をここでお話しすることにした。

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パニック障害になった直接のきっかけ
私は26歳の時に心療内科パニック障害であると診断された。以降10年以上、この病気とともに生きている。
パニック障害になった直接のきっかけは会社のプロジェクトリーダーによる「パワハラ」が原因だった。そのリーダーはプロジェクトが遅延した責任を新人だった私に転嫁し、小さなプロジェクトルームで、毎日朝から晩まで私を怒鳴りつけた。毎日、毎日プロジェクトに気違いおじさんの怒号が響き渡る。私とリーダーの他、数人の人がその場にいたと思うが、誰も助けてくれない。誰も他の人に報告してくれない。私はプロジェクトが遅延したのは自分のせいではないので、自分が何月何日にどのタスクを行っていたか、毎日毎日、同じ説明をリーダーに淡々とし続けた。それが1か月ほど続いた。私は人に弱みを見せたくないタイプだったので、誰にも助けを求めず、ただひたすら自分の力だけでその場を生き抜こうとしていた。毎日同じ説明をしたのが功を奏したのか、はたまたリーダーの腹の虫が突如収まったのか、ある時突然リーダーの私への罵倒は収まった。次の標的は私のメンターになった。私は心底ほっとした。悪いのはメンターではなく、リーダーそのものなのだが、怒りの矛先が私以外の人に向いたのでほっとしたのである。
人というのは緊張が途切れた瞬間が一番危険である。私は、一番苦しい時期を抜けたにもかかわらず、抜けたときから、体に不調を感じるようになった。夜の7時になると心臓がバクバクするのである。動悸。同期の子と夕飯を食べに行く約束をしても夜の7時以降まで待っていられなかった。
ある時、高校時代の友達と、会社帰りに銀座で夕飯を食べることになった。夕飯を食べて、帰宅する間際、みんなでスタバによってカフェラテを飲んだ。このカフェラテのカフェインが誘引となったようで、私は息苦しくなってその場に座り込んだ。帰りが同じ方面の友人と電車に乗ったはよいが、電車の中でも調子はよくならず、息を吸っても吸っても吸えない状態になった。友人に事情を話し、途中の駅で降りた。私は駅のホームに倒れこむようにしゃがみ込み、私はこのまま死ぬかもしれないという恐怖に陥った。「お願いだから救急車呼んで。」友人に頼んで救急車を呼んでもらった。
救急車の中で、救急隊員の方が血中の酸素濃度を測ってくれ、「酸素は十二分にとれているので、ゆっくり呼吸してください。」と言われた。病院につく頃には症状は治まっていた。病院の先生の診察によると、俗にいう過呼吸だとのこと。「治療方法もないのでそのままお帰り下さい。」と言われた。呆然と診察室を出た。この時はまだ自分がパニック障害だということはわからなかった。

パニック障害と診断されるまで
過呼吸になって救急車で運ばれた後も、いわゆる「予期不安」に悩まされた。またいつあのような苦しい状況になるかわからない。特に会社帰りの疲れているときや、花火大会で狭いところに大勢の人が集まっているところは恐怖で仕方なかった。「ここから出られなくなったらどうしよう」という不安、恐怖でいてもたってもいられなくなる。(今でも、人身事故などで電車に閉じ込められたとき、このまま1時間も2時間も閉じ込められたらどうしよう、とパニックになる。そんな時は常備している頓服薬をすぐ服用する。)また、人の言ったことに傷ついてキレることが多かった。家族が何気なく言った言葉に憤慨し、キレて泣き叫ぶ私を見て、母が、「心療内科に行って来たら?ちょっとおかしいよ。」と言ってくれた。その一言で心療内科を受診することにした。実はその少し前に姉がやはり心療内科パニック障害と診断された。なので、おそらく自分もパニック障害だろうという察しはついていたし、姉が通っていた心療内科だったので、特に抵抗はなかった。
心療内科を受診し、問診票に回答した結果、典型的なパニック障害であると診断された。抗不安剤の薬を処方され、「薬に頼っていいから、とにかく家に閉じこもらないこと、外に積極的に出ることが治療によい」ことを教えてもらった。初めて抗不安剤の薬を飲んだ時、すぐに効果が表れ、今まで不安だったりイライラしていた気持ちがどこかに行き、ものすごく心が楽になったのを今でも覚えている。

パニック障害とともに生きる
それから私は今に至るまで、毎日抗不安剤を服用している。抗不安剤を飲みながら妊娠も出産もしたし、盲腸の手術までした。離婚もした。もう10年以上服用しているので、そろそろやめたいなぁ、と思うこともある。お医者さんに相談すると、「いまの環境を変えない限り、パニック障害は直らないでしょうね。」とのこと。今の環境、すなわち私は仕事を辞めるまでおそらくこの病気、薬と付き合っていくのだろう。もしくは一生かもしれない。でも、それはそれでいいか。
また、パニック障害には有酸素運動がよいといわれた。たまたま私のかかりつけのクリニックがチャコットの隣にあったこともあり、私は初めてチャコットというダンス用品専門店に入り、バレエというダンスにのめりこんでゆくのである。「転んでもただでは起きない。」というのは私の座右の銘で、パニック障害になったからこそ私はクラシックバレエの扉を開けることができた。クラシックバレエはその時から今に至るまで、ずっと続けている。

コロナ禍はパニック障害の人には生きやすい
パニック障害、不安障害の人は人の目があるところではものすごくストレスを感じる。会社で仕事をするというコロナ前の環境自体が私にとってものすごくストレスだった。通勤電車は言わずもがな。ところが、コロナ禍になり、在宅勤務がデフォルトとなった今、今まで怖くて挑戦できなかった新しい仕事にも果敢にチャンレンジしている。在宅勤務のほうが仕事の体力が温存されるのだ。コロナ禍による強制的在宅勤務は私にとって棚から牡丹餅だった。